公園の慰霊碑

名古屋に住んでまもない頃、
近くの公園で戦争慰霊碑を見つけました。

「ここに涙あり
されど平和は
永遠に」

その近くには、
大きな穴があいた壁の戦争遺構や、
民間空襲被害者の記念碑がありました。

記念碑には、
この地から国に救済を求める運動が
はじまったことが刻まれていました。

名古屋空襲を知る

私はここではじめて、
名古屋空襲を知りました。

その出来事がきっかけで、
この地の有志が発行した
『名古屋空襲誌』を集めました。

戦災の背景を知りたくて、
産業史や社会史の本を読み、
史跡を辿るようになりました。

地域の生活史に触れる

名古屋には、
平和に関する施設がいくつかあります。

かつて、
教化の形で侵略に加担した戒めとして、
平和展を定期開催する宗教施設もあります。

こうした地域になじんでいくと、
戦争が生活を壊すという当たり前のことが、
日常の中で静かに立ち上がってきます。

構造のズレ

生活が壊れるとき、
そこには「選べない不自由さ」があります。

選べないということは、
生き方を奪われるということです。

これは、社会という構造の中で、
制度が人ありきの前提から
ズレていることをあらわします。

「文化のまなざし」で見ていくもの

このカテゴリでは、
日々の生活の中にある構造を見ていきます。

連作「医療データの構造」から始めます。